マイブームの生みの親 みうらじゅんのナイブームを振り返ろう 前編
こんにちは。今日は2016年6月11日放送
をご紹介します。この日のゲストはみうらじゅんに加え、
なんと堂本兄(弟?)が参加、二人は面識がなかったそうなのですが、みうらじゅんが生み出した「マイブーム」の言葉が流行語大賞にノミネートされた年と、kinki kidsのデビュー年が同じ1997年だというだけでオファーが来たらしいです。
今日の主題でもあるナイブームですが、みうらじゅんはマイブームとして関心があるけれど、世間的には無いと思われているもののことだそうです。
まず始めのナイブームは
カニパンブームです。フリップが出されるとすぐにみうらじゅん「これはありましたよね?」
カニパンというパンはあるのですが、ここで言っているのではカニの形をしたパンではなくカニのパンフレットの事です。
このカニパンですが、主に冬の旅行代理店でみられるそうで、特に関西地方の代理店を真っ赤に彩るそうです。
ちなみに、カニはカニビルというものがついているもののほうがおいしいらしいです
…本当かと思って調べたら別にそうでもないらしいです
続いてのナイブームは
地獄表ブームです。
何となく響きでわかるかもしれませんが、これは地獄のように本数の少ない時刻表のことでこれに注目するブームのことです。
例えば
こういった時刻表のことです。もう平日土日で分けなくてもいいだろ!といった感じ。
さらにすごいものが
もはや時刻すらまともに読めないようなものもありました。
汚れを落とせば見やすくなるのですが、みうらじゅんいわく「大理石の感じをイメージしているからこのまま」とのこと。
続いてのナイブームは
バックオブエイジーズブームです。どういうことかというと、例えばこの紙袋には「WHISPER」という英字が書かれています。このように紙袋に書かれた英字デザインについて注目するのがバックオブエイジーズブームです。
こういうものも
みうらじゅんは最初の英字を見て「いったい何をささやくんだ」と突っ込んでいましたが、英字の意味がよくわからないものが多く、書いてある必要があるのか?と感じていたそうです。そこでこの紙袋を制作している企業に電話で聞くことに。
英字の採用基準を聞いてみると、「辞書をめくってインパクトの強い単語を採用している。特にこだわりはない」ということを言っており、英字を書く必要があるか?と聞くと、「別になくてもいい」とあっさり。
最後はナイブームではないですがみうらじゅん最新のマイブームということで
シンスブームです。シンスというのは英語のsinceのことで
このように「since ○○」みたいなものに注目するブームです。
ここで話題に上がるのは、そんなに古い歴史が無いのにsinceをつけたがる店があるということ。例えば
こういうものです。放送年が2016年なので、この写真のお店はまだ1年たってないのにsinceをつけたがるということです。「こういうのは創業嘉永7年みたいなもんだからね、おまえら2,3年もやってないじゃないか!」とタモリ。
たくさん紹介しましたが、なんとこの回、後編があり今回はここまで
2週連続で空耳アワーに出てました。